1947-11-28 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第21号
そういう意味におきまして、生産協議会というものを、純粹なる決議執行機関ということには私は反対であつた。いわゆる責任は單数でなければならん。併しながらその單数が指導者原理でなしにやつて行くという意味において、責任として現場管理者、責任は現場管理者として單数にして行く。而も現場管理者は、民主的にやるために、生産協議会というものを存置することになつたのであります。
そういう意味におきまして、生産協議会というものを、純粹なる決議執行機関ということには私は反対であつた。いわゆる責任は單数でなければならん。併しながらその單数が指導者原理でなしにやつて行くという意味において、責任として現場管理者、責任は現場管理者として單数にして行く。而も現場管理者は、民主的にやるために、生産協議会というものを存置することになつたのであります。
それから先程公述人の方から申しました生産協議会の性格でございますがこれを実際の決議執行機関とせよということが我々の主張でございます。 それからもう一つ申上げなければならないのは、先程から経営権の侵害であるというようなことを種々申述べられましたが、私はこれに対して、いささか私たちの考えておる点を申上げてみたいと思うわけでございます。
いわゆる決議執行機関にしなくてはいかんというのが細川君の立場であろうと思います。併しながら我々の立場はそれとは異りまして、議を経なければならないと申しましても、その議が一致しない場合には石炭局長の裁定を受けて、そうして公平なる裁定によつて辷り出し行こうということを我々は考えておるような次第であります。